近年、鳥インフルエンザ拡大の危険性が高まる中、海外では猫など人間に身近な哺乳類への感染が確認されています。
豚の病気は新しいものが外国から侵入したり、古い病気が復活したり、あるいは今まであった病気が鳴りをひそめたりと、刻々変化します。
SPF養豚は、厳重な防疫体制を取った施設で、特定の疾病防除を目的に実施するものですから、それを確実にするために外部から病気の原因となり得るものの侵入を防ぐことが必須です。
そのため、農場は日本SPF豚協会の定めた基準に従って防疫と飼養管理を実施しています。
外来者の農場内立ち入りは、日本SPF豚協会防疫管理基準の定めで禁止されており、場内はもとより場外事務所への立ち入りも制限されています。
このため、一般の皆さんに農場内をご覧いただくことをご遠慮いただいております。農場に関する情報は今後も農場だよりやウォッチャーさんの活動などで報告させていただきますので、何とぞご理解のほどお願いいたします。
◆万全な衛生管理のために、SPF農場関係者が行っていること
飼育管理者はペットを飼ったり、お弁当の豚肉は禁止されています。
また施設を移動するごとに靴を履き替えたりするなど、舎内に病原体を入れないよう努力しています。
場内に持ち込む物品はすべて消毒。外部から来た車、資材運搬車も消毒をおこない、菌が舎内に入りこまないようにしています。
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